6、一の峰から間の峰・八島ケ池
一の峰からニの峰までの間を青木谷と言い、
昔 「 しるしの杉 」と呼ばれる神木のあったところで、今も杉が多い。
一の峰
一の峰の塚
二の峰
二の峰の塚
杉が富の木とか福徳開運のしるしとされ神木といわれるのは、
葉が稲穂の姿に似ており、発育・成長の早い植物で大量の水分を必要とし、
よく育つ場所は水が豊かであるところ、から来ているのでなかろうか。
ニの峰から間の峰、伊勢大明神を通り白菊大明神で知られる三の峰に出る。
さらに300米下がると四つ辻の茶屋の前に出る。
間の峰
三の峰
三つ辻までは同じ参道を下り、真っ直ぐに進むと
松尾社・玉姫社・白狐社・豊川社・荒木社などの神々が並んでいる。
やがて狐のお産場所だという八島ケ池の北側に、古墳のような丘陵を
見る事が出来ると本にあるが見当たらず、産場稲荷社境内の丘の側面に
5つの横穴があって、狐のお産を可能にしていた。
八島ヶ池
産場稲荷社
今は商店街になり人通りも多く、とてもそんな環境ではなくなっている。
最後の巡拝所は、本殿の東北に位置する大八嶋社である。
大八嶋社
大八嶋社石碑
もとは山上の荒神山にあったものを、中世になってここへ移したと言う。
神殿が無いのが特徴である。