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入場券−1

明治30年、大阪駅で神戸発新橋行きに乗車する控訴院長
(現在の高等裁判所長官)を見送りにきた裁判官が
入場票を持たず改札口を出ようとし係員に拒否され問題が生じ、
入場券制度が出来たと言われている。

 

明治30年11月新橋・品川・大阪など10駅に縦型の2銭入場切符が発売され
この様式は明治35年まで続いて横型になった。

赤線は縦型の時から入っていた。
明治36年5月定期入場券が誕生したとき入場切符が「入場券」に改められた。

  

大正9年2月右横書きから左横書きになり
大正15年4月東京と上野駅に自動券売機が設置された。

大東亜戦争中は入場制限を行い入場券を発売しない駅も多くあり
「応召家族無料入場券」など特定の場合に使用された。

昭和19年4月入場券の赤線が消え発売制限が続いたが
24年2月解除になった。

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