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寝台券−1

明治33年10月新橋・神戸間の急行列車に寝台車を連結し
一昼夜使用4円、夜間のみ使用は3円の料金を収受したのが寝台券の始まりである。
    

この寝台券はハガキ半分の大きさの軟券で使用者の氏名が記入されていた。

明治43年9月Wベットを備えた2等寝台車が登場したが
風紀上の批判があり大正7年使用禁止になった。

昭和6年2月東海道線を3等寝台車が走り、
昭和9年8月シ−ツと枕を、10月には1・2等寝台に寝衣を備えたが
3等寝台は16年7月廃止。
 

1・2等寝台と食堂車は、19年4月決戦非常措置要綱により廃止された。

昭和31年3月20日3等寝台車が復活。

35年7月二等級制度になり2等寝台が1等寝台へ3等寝台は2等寝台になった。
昭和44年5月等級制度がなくなり、1等寝台がA寝台へ2等寝台はB寝台になった。

寝台券は、大正の末期縦型硬券になっていたが昭和33年から横型に統一された。
   
   

  

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